店長日記

薬剤の使用について

2014年11月03日

朝晩の気温がすっかり下がり始めたマツバラダ・ファミリアです。
関東に引っ越してきて2年ですがやはりこちらは日の入りが早い、
大阪に比べて寒いです。夏場冬場も1-2℃程度低いんですが、育成に
関してはこの1-2℃低いは大きいです。特に夏場の夜間温度で30℃を
切ってくれるのは草飼いと魚飼いにはありがたいです。

「お店で使っている薬に付いて教えて欲しい」とナイスな質問が
ありましたのでこちらでも合わせて回答致します。

基本的に薬剤ですが「葉ダニ」「アザミウマ」用に以下の薬は国内
導入時にほぼ使用しております。


住友化学園芸 ベニカベジフルスプレー

アグラに付く病害虫はほぼこれ1本でOkです。キンチョール系は
抜群に効果がありますが副作用で草体が溶ける、葉焼けを起こす等
がありますがベニカの場合、副作用は見られません。
500株くらい散布歴ありますが無問題ですね。
ただエビにも間違いなく効いてしまいますので
散布場所や散布後のエビ水槽のメンテナンスには気を付けてください。
海外採集から帰国して植え込んだあとに、3日置きにベニカを
2回散布しております。

ルートンなどの発根剤は一度使用して見ましたが現在は使用して
おりません。

最後に例のトロケロール対策で良く使われるベントーレ、ダコ二ール
系は一切使用していません。野外採集品、増殖株いずれも大事な事は
1:早く植える
2:蒸らさない
3:健康な株を手に入れる
の3つさえ守っておけば、まず溶けることも無いですし溶けたと
してもリカバリーは十分可能です。現場の感覚では薬を使っても
どうにもなっていないのが実情です。
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